第29回関西商工会議所女性会連合会総会 敦賀大会


日 時  平成29年5月19日 13:30~

場 所  敦賀市民文化センター、きらめきみなと館

議 案  (1)平成28年度事業報告(案)並びに収支決算(案)の

        承認について

     (2)平成29年度事業計画(案)並びに収支予算(案)の

        承認について

     (3)平成29・30年度役員選任(案)について 

出席者   6名

内 容               

 5月19日、第29回関西商工会議所女性会連合会総会敦賀大会 テーマは~人道の港・

湊町つるが 未来への架け橋~が、敦賀市民文化センターで開催されました。出席者総数

452名(58女性会) 舞鶴からは、6名が参加しました。総会後の講演会は、敦賀商

工会議所 副会頭 ㈱奥井海生堂 代表取締役社長の奥井 隆さまが講師で、講演のテー

マ「越前・若狭と昆布」でした。漁業としての昆 布、農業としてのワインから共通点を

導くなど、昆布の奥深さを、フランス・パリなどでも講演なさっ ておられ、外国の方々

にも昆布のうまみ成分を広めておられるお話をお聞きしました。

 昨今の日本食ブームにより、現在は、UMAMIという言葉は世界共通語になっている

そうです。昆布を 数年ねかせてから使うというお話をお伺いした時は驚きました。昆布は

購入したらなるべく早く使わないと いけないと思っていたからです。日々、料理をする者

には大変勉強になりました。総会での敦賀大会のテー マ、人道の港敦賀ですが、「命のビ

ザ」東洋のシンドラーと呼ばれた杉原千畝氏の物語が背景にあります。

 国からの命令に反し大量のビザを発給し、およそ6000人にのぼる避難民を救ったことで

知られている方です。

 敦賀にたどり着いた難民に対して、敦賀の人々は、温かいもてなしをなさったそうです。

このエピソード、難民と引揚者との違いはあれ、約66万人の引揚者をあたたかく迎え入れた

舞鶴に共通したところがあると思いました。ともに市民があたたかく人々を受け入れ、心か

らのおもてなしをした市民の想いを感じました。

敦賀商工会議所女性会のみなさまには、大変すばらしいおもてなしでお迎えいただきました。

この日の為になさったご準備の大変さを想像するとお疲れ様でした、ありがとうございました

という、感謝の言葉しか思い浮かびません。次回は、滋賀県大津市での開催です。

加茂前 都美子 

関西商工会議所女性会連合会参加者

                                                                      活動報告へ

ページトップ